竹取物語-かぐや姫は異星人だったのか?

● 日本最初の文学竹取物語

 

日本人ならほとんどの人は「竹取物語かぐや姫-」のお話しを知っているだろう。なんとこの竹取物語は、日本で最初の文学なのだ。

そして、日本で最初のSF小説でもある

作られた時代は10世紀初め(900年頃)。

作者は不明。

万葉集源氏物語にも、竹取物語が出ている。

そしていろいろな謎があるのだ。

「どんなストーリーか忘れた」という人のために、簡単に物語を振り返ってみよう。

 

● ストーリー

『今は昔、竹取の翁(おきな・おじいさん)といって竹を取って道具を作る男がいた。

あるとき翁が竹林に入ると、光る竹があり、中には三寸ほどの娘がいた。翁はおばあさんと共にその娘を育てる。

 

 それから翁が竹林に行くと、竹の節に金の入ったものを見つけるようになり、たちまち大金持ちになる。

 そして娘は3ヶ月で、大変美しい大人に成長し、かぐや姫と名づけられた。

 かぐや姫の美しさは評判となり、5人の貴公子が結婚を申し込んだが、かぐや姫は結婚の条件に無理難題を与え、誰も果たすことができなかった。

 かぐや姫の噂は帝にまで届き、やがて2人は文通をするようになる。

 それから3年。かぐや姫は8月15日が近づくと月を見ては泣くようになり、翁とおばあさんが理由を聞くと

「わたしは月の都の人なのです。8月15日には迎えがきて月に帰らなければなりません」

 それを聞いた帝は、かぐや姫を月に帰すまいと、かぐや姫の家に2千人の兵士を配置。

 そしてその日の夜、かぐや姫の家の周りが昼間のように明るく照らされ、空から人が雲に乗って降りてきて、地面から五尺(約1.5メートル)ほど上ったところに立ち並んだ。

 兵士たちはこれを見て戦意喪失するも、なんとか勇気を出して、弓矢を鼻等としたが、腕が萎えてまともに放てず、放てたところで矢はあらぬところへ飛ぶばかりで、とても戦うどころではなかった。

 天から来た人たちは、衣装の美しく華やかなで、空飛ぶ車を一台ともなっていた。

 かぐや姫は空飛ぶ車に乗り、天に上ってしまった。

 

● かぐや姫や天人は宇宙人、空飛ぶ車はUFOではないのか?

さて、この日本最古の文学竹取物語』を読んで、現代人が何を思うかというと、

 

かぐや姫や天人は、宇宙人なのではないのか? この物語に出てくる空飛ぶ車とはUFOなのではないのか?」

 

 と、そう考える人も多いのではないだろうか?

 

(映画「竹取物語」ラストシーン)

 

 不思議なのは、この物語が書かれたのが10世紀とされているが、この時代の人が月という宇宙にある衛星に、人が住んでいると想像したのだろうか?

 確かに地球が丸く、月の満ち欠けは地球の影であることは、アリストテレスのいた古代ギリシャの人々は知っていた。

 しかしなぜ「かぐや姫や天人」が住んでいるのが、象徴的な天国でも高天原でも、桃源郷でも雲の上でもなく、「月の都」だったのだろうか?

 

●もしかしたら竹取物語は実話だったかもしれない・・・

 もしかしたら、竹取物語は、実際にあった話を元にしたものだったのではないだろうか?

 実際にかぐや姫は、月に住んでいたか、宇宙からやってきた人なのではないだろうか?

 そう考えれば、いろいろな謎は解決する。

 それより何より、そう考えると楽しいじゃないか。

 もちろん、竹取物語が、まったくの空想の産物であってもおかしくない。

 

 それはそれで、日本最初の小説がSF小説であったというのは、実にロマンがある話しといえよう。

 

(文:巨椋修(おぐらおさむ))

 

 

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コメント: 1
  • #1

    天使のパブロ (火曜日, 15 9月 2015 22:31)

    大体あつているほんとうの話月から宇宙船に乗ってやって来た実験のため地球の人間がどう育てるかかぐや姫がどう育つか
    みていた3か月の猶予にて又地球人の観察を見ていた